2005年01月29日

こういう選択教育はおかしい。その3

 
asahi.com : MYTOWN : 愛知 - 「海陽中等教育学校」起工式に220人/蒲郡(本文はリンク[タイトル部分]をご覧ください)


これは、以前なんか最近教育がおかしい?で、気になると書いて、取り上げるつもりでいたのだけど、放置になっていた。

手をつけ始めたときに、いろいろ検索をかけて他の人の意見を見てみたのだけど、基本的な流れとして
「高いレベルの教育を受ける資格のある人は受けられるべき」
という基本的な流れは変わらないようだ。要は総論賛成、で各論として「男子校なのは納得いかない」とかが出てくるくらいで、強い反対というのはないのだ。

私の考え方は「総論反対」

だって、まったく論理が破綻している。

この学校の3大出資者は、トヨタ・中部電力・JR東海だ。
これらの会社にまじめに勤めている方には大変申し訳ないが、これら企業は「社会のリーダーを養成する」と標榜する学校を作ることに注力するほど余裕があるのか?
トヨタは国際競争力をつけるために「従業員の賃金は据え置き」といっている。そうだとすると、「今働いてる従業員は給料は上げられないが、未来のリーダーに出すカネはある。」という甚だおかしなことになる。未来のリーダー様のために黙って働けということか…
中部電力は言わずもがな、公共的事業を行う独占企業がこんなことをしていいのかと思う。それなら原子力発電所の安全かどうのためにもう少しきちんとお金を使ってほしいし、そんな余裕があるなら電力料金を下げてほしいと顧客は思うだろう。未来のリーダー様のために黙って電気料金を払えということか…
JR東海にいたっては、東海道新幹線を運行していることを利用して、ろくに料金の割引をしないどころか、数年前には、「ひかり」や「こだま」の料金を「のぞみ」料金まで上げたのだ。いまだにJRの割引切符を使っても、東海道新幹線区間は5%引きなどというばかげたルールがまかり通っている。それなら、特急料金を下げてくれと顧客は思うだろう。未来のリーダー様のために黙って新幹線に乗れということか…

と、まあずいぶん極端に書いたが、こんなことでいいのだろうか。

もう一つ、初代校長に内定している伊豆山建夫東京大学名誉教授は、「全寮制を生かし、家庭に依存している子供の人格教育を学校で担っていきたい」と話したそうだ。(中部経済新聞による)

家庭教育というのは結構重要だと思う。
家庭教育というものを突き詰めて、ついに大学を作ってしまった人がいる。
八洲学園の理事長、和田公人という人だ。彼は、家庭教育というものの重要さを知り、日本に家庭教育というものを体系的に教えている大学がないことを知り、大学を作ってしまったのだ。
私は、子供の人格教育も含めた家庭での教育というのは、放棄してはいけないと思う。
人格教育を学校が担う、しかも企業が作った学校が担うということは、企業に従順に従う企業人を育てることになりはしないかと危惧する。

考えすぎならいいのだが…
posted by Zatsubun at 12:18| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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