2005年01月26日

トラックバック考 Part2

最近、トラックバックへの見方が急に厳しくなってきた。以前にこういうときのトラックバック考というのを書いたことがあった。最近の状況を踏まえて、また、書いてみることにした。

今回、これを書くきっかけになったのは、こちらのBlogを読んだから。
自称(美人)フェミニストが愛を語る | トラックバックしたなら突っ込まれても我慢しろ!と思う(上のタイトルがリンクになっています。ぜひお読みください。)


まず、基本的なトラックバックの考え方として、定義としてよく用いられる出典「IT用語辞典」(http://e-words.jp/)によると、

 ウェブログ(ブログ)の機能の一つで、別のウェブログへリンクを張った際に、リンク先の相手に対してリンクを張ったことを通知する仕組みのこと。

 ウェブログ作者が別のウェブログの記事を参照して自身のサイトにコメントを掲載するような場合、元の記事へのリンクを張るのが一般的だが、単にリンクしただけでは元の記事の作者はどこからどうリンクされているのか容易に知ることはできない。トラックバックはリンク元サイトに「このような記事からリンクを張った」という情報を通知する仕組みで、リンク元記事のURLやタイトル、内容の要約などが送信される。トラックバックされたサイトはこの情報を元に「この記事を参照している記事一覧」を自動的に生成することができる。

とされる。

実際、これは守られていない。それ以前に、この定義が正しいものなら私も守っていない。
確かに、この機能が実装された目的はそういうことだったかもしれないが、使用実態と合っていない。
一番不整合な部分は、「別のウェブログへリンクを張った際に、リンク先の相手に対してリンクを張ったことを通知する」というところ。
この定義によれば、「自分のページへのリンクがついていないのに、トラックバックしてくるんじゃないよ」ということになる。
ここ最近では、一番トラックバック機能が使われたであろう「プロ野球再編問題」のときなど、ほとんど守られていなかったと思われる。

実は、私はこの定義が「現状のBlog」では必ずしも正しくないと考える。
なぜなら、参照したというのは、必ずしも本文中で明示的に引用したと記さなければならないのかということだ。その記事を見たことによって、記事を作成したなら、そのこと自体はすでに参照行為である。ちなみに、参照という言葉の定義は「照らし合わせて、参考にすること。」[デジタル大辞泉(小学館)]となっている。なにより、定義文とされている上記文書にもリンクすることが「一般的」と書かれているだけで強制しているものではないのだ。

例えばあるBlogの記事を参照して、その話題から派生する話題へ話を転換していったとする。その場合に文章の書き方として、その参照記事のことについて記すとしても、「あるBlogを読んで…」程度にしか記すことができないかもしれない。しかし、そのような記事を基になった記事の筆者には、その記事を参照したことを知って欲しいと思う。
そのときに、「本文中にリンクのない」トラックバックが発生するのだと思う。
そんなトラックバックを、「トラックバックスパム」として処理するのは、Blog筆者の自由であるから、本稿ではそこまで踏み込まないことにする。

しかし、そういうトラックバックも存在するということを、知って欲しい。

翻って、このような「トラックバックとは」とか、「Blogとは」という話が最近急に盛り上がってきたのは、「週刊!木村剛」において、木村氏がこの話題を取り上げたことに起因していると考えている。
確かに、彼の視点も一理あるし自分の考えでBlogを取り仕切るのもありだけど、それに影響される多くの人が、みんな木村基準(というものがあるとすれば)で行動するとすれば、それはそれで困ったことだと考える。木村氏自身も言っているようだが、Blogをコミュニティとするならば、コミュニティのなかには多様な人間がいるのであるから、ルールも大切だけれども、多様な価値観を受け入れるという観点も重要だろうと思う。

久しぶりに長文を書いたらまとまらない文章になってしまった。
読みにくい点は、戯言として平にご容赦願いたい。

(この記事は2005年1月28日 06:11に加筆された。)
posted by Zatsubun at 10:01| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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